10月7日に孫氏によってYahooショッピングとヤフオクの無料化が発表されました。
しかし、楽天をターゲットとしてのNo.1ではないということが予想出来ます。
ポイントとしては、『外部ECサイトへリンクフリー』としたことでしょう。
プレゼントしては、『有力者は古代ローマの時代から、多額の地代を得ていたとして他社を想像させる内容ではありました』や『ヤフージャパンはこれまで間違っていた!』などと、巧みな話術で素晴らしいものでした。 しかし孫氏の目指す原則は『ナンバーワン』なのです。それはソフトバンクのCMでも主張されていますね!
半沢直樹から絶好調の堺雅人さんを即起用されるところも流石です(笑)
さて、直近の楽天流通総額は、前年比17.1%増の4130億で、ヤフーショッピングは1.4%減の735億。 ヤフオクの1733億と合算しても楽天には及ばないのが現状。
201X年度までに商品数ナンバーワンという意図は、国内5000万人ユーザーを抱えるLINEモールが今秋にリリースされることなども想定内とした中での『流通総額ナンバーワン』を意味しています。
冒頭に孫氏発表のポイントとして抜粋した外部リンク許可も、Yahooポータルとしての再構築であり、そこから発生する広告費獲得へ舵を切ったということでしょう。
ECサイト構築のポイントとしては、
- 費用を抑えたカートを用意し、リスティング広告などから認知度を高める
- 固定費用をある程度かけECモールへ出店し、外部誘導費用を抑える
- 自社オリジナルショップ構築をし、ドロップシッピングで水平展開をする
などという方向があります。
今回孫氏は1と2をミックスさせることにより、結果の是非は分かりませんが大きく基盤を変える判断をされたわけです。 ですので、既にレンタルカートなどでECサイト構築されている方は、ヤフーショップへ外部リンクとしての踏み台にした構築も一つの手法でしょう。 集客力があるショッピングモールへ無料で出店出来ることは、仮想空間だからできることですし、現実のイオンモールでは不可能です。
EC全体のディレクトリを目指すYahooですが、営業という攻撃は最大の防御となる手段として、ネットショップを活用することは良い事です。
皆さまに合った戦略構築と情報提供を致しますので、ご相談はお気軽に一報下さいね!